記事制作における網羅と分類、取捨選択
最近のGoogle対策として、テーマに関連するトピックをすべて網羅するってのがあると思うけど、果たしてこのページを見るユーザーはここまでの詳しい情報を求めているのか?ってギモンがふと出てくる。
長い目で生き残るためにはGoogleの方を見るのではなくユーザーの方を見るべきだろうから、ユーザーが求めていないのなら、それは邪魔なだけなので、ただ詳しく書くだけなく、関連するトピックでも捨てる必要があるのかもしれぬ。
もしくは見せ方を工夫するとかかな。
ユーザーにとって必要性をあまり感じないけど、共起語的にどうしてもこのトピックは入れたいとかの場合、補足とか参考情報として下の方に追記するとか。
にしても、ユーザーにとってどのトピックが必要でどれが不要かって判断はなかなかに難しい。
いまこの本を読んでいる。

プロフェッショナルの情報術 なぜ、ネットだけではダメなのか?
- 作者: 喜多あおい
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2011/07/30
- メディア: 単行本
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テレビ番組のリサーチャーである著者が行っている情報術が詰まっていて、テレビとウェブサイトという媒体の違いはあれど非常に勉強になる。
手順としては、
- 欲しい情報をリサーチする
- 関連する情報を網羅する(資料を集める)
- 集めた資料を情報に変える(分類する)
- アウトプットする(報告書にまとめる)
となる。
1の欲しい情報をリサーチするってのはテレビ番組リサーチャーの場合はテレビ番組制作者(クライアント)が求めている情報は何なのか?ってこと。
もっと先を見るならそのテレビ番組を見る視聴者に面白いと思ってもらえる情報は何なのか?ってこと。
Web制作において、このトピックは必要かな?不要かな?と迷うってことは、1の段階がまだきっちり出来ていないってことなんだろうと思う。
日々是勉強